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旧公民館を含め5つの用地で検討へ

執筆者の写真: 佐藤たつ佐藤たつ

2025年2月28日に令和6年度第3回当別町新庁舎建設検討委員会が開かれました。ここで、役場新庁舎建設の候補地として、新たに旧公民館(当別町末広118-36)を加えることが決まりました。


役場新庁舎の候補地

令和6年度第3回当別町新庁舎建設検討委員会資料より抜粋
令和6年度第3回当別町新庁舎建設検討委員会資料より抜粋

これまでの4つの候補地

候補地

課題

現役場庁舎(8,500平米)

・十分な建設面積を確保できるか。

・線路近接工事となるため、線路から離れた建設が必要となる。また、建設条件によりJR北海道の施工基準による近接工事対策として高度な安全対策工事等が必要になりJR北海道受託工事となるため事業費が増加する。

旧当別小学校(20,967平米)

・屋内体育館は平成23年度に竣工してお

り、今後も当面の間使用できる。

・既設校舎解体費(約3億円)

・現在 体育館及びグラウンドは町内スポーツ団体がそれぞれ使用している。

・安全性の担保のために周辺の橋及び道路の改修が必要となる。特に用地正面のパンケ川にかかる橋(園生橋)が狭く、対面通行できない。

・本町中心市地と河川で分断されている。

白樺公園(19,920平米)

・都市公園に指定されているため、転用が難しい。

・地域住民から反対の意見がある。

・白樺コミュニティセンター用地(5,196

m2)が現庁舎に比べて小さい。

・接道する道路(白樺南北線)の幅員が狭く、歩道もない。

農協(7,709平米)

・農協との協議の結果、農協業務継続には別途施設が必要になるほか、問題が多岐にわたる。

5番目の候補地・旧公民館

選定理由

・来庁者や職員による商業店舗を利用した、新たな人の動きが見込まれる。

・商工会や土地改良区、JA北石狩、とうべつ学園に近い立地である。

敷地面積

4,280平米

課題

・敷地面積が現庁舎に比べて小さい。

・旧公民館、旧郷土資料館の解体が必要。

・接道する道路(末広線)は歩道はあるものの幅員がやや狭い。(ただし、旧国道337号であった時期あり。)


なお、委員会では、以下のような発言もありました。

  • 農協用地は、駐車場の確保などの課題もあり候補地には適さない。

  • 医療大学建物を庁舎として利用することを検討してはどうか。




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北海道石狩郡当別町

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