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今年10月から119番は札幌市に集約【石狩北部地区消防事務組合】

執筆者の写真: 佐藤たつ佐藤たつ

当別町の消防は、石狩市・新篠津村とともに石狩北部地区消防事務組合が担っています。消防関係の動きをいくつかご紹介します。



2025年10月から消防通信指令業務を札幌市に委託


石狩北部地区消防事務組合では、現在、石狩消防署内にある指令センターで119番通報を受け、消防車や救急車への指令を行っています。この指令用の設備は概ね12年程度で更新が必要です。今回、石狩北部地区消防事務組合のほか、札幌市、千歳市、恵庭市、北広島市、江別市が更新のタイミングを合わせて、札幌市に指令センターを集約することになりました。

現行の石狩消防署内の消防指令センター
現行の石狩消防署内の消防指令センター

石狩北部地区消防事務組合としては、独自に指令設備を更新する必要がなくなるほか、指令センターに常駐する職員が必要なくなるため、現場に出動できる職員を増やすこともできます。なお、札幌市に委託することに伴い、必要な経費を消防事務組合から札幌市へ支払うことになります。


札幌市への委託費(令和7年度予算案より)

  • 札幌圏指令共同運用人員委託 1,996万円





令和7年度当別消防署費は5億円


2月19日にこの消防組合の議会が開かれ、令和7年度予算が審査される予定です。先週の議員協議会で令和7年度予算の概要が説明されましたので、ご紹介いたします。



石狩市、当別町、新篠津村がぞれぞれ分担金を出しあって、管内の消防業務を行っています。令和7年度予算は28億7,599万円で、当別消防署分は5億322万円です。



当別消防署の救助工作車の新車は7年度に納車


活動中の救助工作車(当別6)
活動中の救助工作車(当別6)

令和6年度に予定されていた当別消防署の救助工作車(当別6)の更新は、予定より遅れて令和7年度に納車されることになりました。これに伴い、取得費用1億2,100万円を令和7年度に繰り越す手続き(繰越明許費の計上)が行われます。

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北海道石狩郡当別町

議会議員 佐藤 たつ

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